福岡景観よかとこガイドツアーに参加してみた

福岡の街並みを歩いて巡る「福岡景観よかとこガイドツアー」なるものに参加してみた。

よかとこガイドツアー集合

このイベント、先月の市政だよりで紹介されていて、軽い気持ちで申し込んだのだが、参加してみてビックリ。ほぼ半日かけて、天神・百道・博多という3エリアの街並みを巡るという、盛りだくさんの内容。

まあ、そんな訳でいろんなとこに行きました。その中でも印象深かった場所をピックアップしてご紹介。

赤レンガ館

まずは、天神の昭和通り沿いにたたずむ「赤煉瓦文化館」。なんかレンガ造りの古い建物があるなあ、という感じで今まで見てたけど、この建物、東京駅の設計で知られる「辰野金吾(たつのきんご)」の作らしい。

そう聞くと、なんだか重厚で荘厳な感じがするから面白い。しかもこの辰野氏は佐賀の唐津出身で、田舎ものなところが僕の心に◎。

福岡市役所

お次は福岡の真ん中に居座る「福岡市役所」。これまた著名な菊竹清訓(きくたけきよのり)の作。

菊竹氏が久留米出身という情報はまあさておき、菊竹さんの弟の彫刻作品がアクロス正面にディスプレイされてるというのが、因果関係も含めなんとも面白いところ。くだんの彫刻は撮影失念・・・ああ。

福岡銀行本店の外観

で、天神エリアの最後は「福岡銀行本店」。何度も前を通ってるけど、通りかかるそのたびに見とれてしまう存在感はさすがの一言。

数年前の東京都知事選に出馬して名が広まった黒川紀章の設計だけど、中庭というか、 広場というか、敷地内に広がる大空間が見ているだけで気持ちよい。

ガイドの先生いわく、これは私的な空間・公的な空間のどちらでもない「中間領域」と呼ばれているらしく、日本古来の縁側などにも通じる考え方なんだと。

ここで黒川紀章本人の言葉を引用してみる。

もし容積率が決まっているのなら、それをフルに使い、それ以上建てられない部分はくり抜いたらいいのではないか、そう考えてつくった「福岡銀行本店」(1975年)です。

「くりぬく」という大胆な発想、それ自体がすごいのはもちろんだけど、それに意味を付けていく作業というか、肉付けしていく力。そんなものを、これから身に付けたいと思った「よかとこガイドツアー」でした。

あ、百道のことも博多のことも書いてないけど、綺麗にまとまったようなので、今回はここで終了。余力があれば第2回レポ書きます・・・

博多の街並み

参考リンク:
【福岡景観よかとこガイドツアー】博多、天神、百道浜を「ぐりーん」で巡ります